アウトドアの熱源の違いと選び方。シングルバーナーがオススメの理由。

キャンプの醍醐味は自然の中で楽しむ料理・コーヒーだよ♪

 

キャンプ・アウトドアで楽しいことの1つは、やっぱり野外飯!

自然の中で食べると美味しさがワンランク上がります。そして、やっぱり料理は自分で作りたいし、コーヒーも温めてのみたいし、アウトドアで"熱源"は必需品だよね。

 

キャンプを知らない人や初心者さんは「アウトドアって焚火で料理とかするんでしょ?」と思っているかもですけど、そんなことはありません!

アウトドアで使う熱源は、目的や人数に合わせて適しているものがあるのです。この記事では、熱源の違いと選び方、シングルバーナーの特徴について整理したよ。

是非、目的にあったものをGETしてね。個人的にはシングルバーナーは1個持っておくといいと思う。

 

アウトドアで使う火・熱源は大きく分けると「①木を燃やす」「②ガスを燃やす」の2つ。

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すごくザックリ分類すると、アウトドアで使う火・熱源は大きく分けると「①木を燃やす」「②ガスを燃やす」の2つです。さらに燃料の種類や機材によって細分化されます。それぞれの特徴は以下のとおり。

 

木材や拾った枝や松ぼっくりで焚火する(木を燃やす その1)

「アウトドアといえば焚火」と思っている人も多いと思います。

拾ってきた枝や松ぼっくりを燃やしたり、キャンプ場で売っている薪(木材)を燃やして、たき火を作ります。

焚火は暖を取ったりしますけど、基本的に焚火で調理はしないです。焼きマシュマロや焼き芋は焚火でも料理するかもだけど笑。

ゆるキャン△でも、なでしこが「焚火で沸かさないの?」って聞いたら「鍋がススで真っ黒になるから」て答えてたシーンがありましたけど、真っ黒になるし熱量のコントロールも難しいので調理には向かないんですよね。

 

ぶっちゃけ焚火は準備が面倒です。あと焚火は簡単に見えるかもですけど、初心者はだいたいすぐには出来ないです。空気の通り道ができるように階段状に組んだり、着火剤を下に入れたり、木に火が付きやすいように工夫が必要だからです。

 

【向いてるシーン】:暖を取るため(調理には向かない)

【燃料】:木材

 

木炭を燃やして炭火をおこす(木を燃やす その2)

バーベキューで大活躍するのが炭火。お肉を美味しく食べるなら、やっぱり炭だよね~。

薪と炭は何が違うの?」という人もいるかも。基本的に焚火と同じなんだけど、炭の方が火力が安定するし、熱量の調整もしやすいのです。だから調理向き。

 

着火方法も焚火とだいたい同じ。火のつけ方で苦戦する人も多いです。着火剤と炭だけだと火が付きにくいので、小さい枝とか松ぼっくりと組み合わせた方がいいんだよね。

そして一人のときやソロキャンのときはやらないです。メンドイわ笑。基本的にBBQとかでみんなでワイワイやるときの調理法だよね。

 

【向いてるシーン】:調理用(大人数)

【燃料】:木炭などの炭

 

シングルバーナーを使う(ガスを燃やす その1)

薪にしろ炭にしろ木を燃やして火を起こすのは面倒です。そこで便利なのがガスを使ったシングルバーナーです。

すぐにその場で火を起こせるし、熱量も安定するし、お湯とかすぐに沸かせてめちゃくちゃ便利。しかも、コンロと違って非常にコンパクト(ほとんどガス缶の容量だよね)なので、アウトドアの持ち運びに便利。

 

ソロキャンや少人数のアウトドアや登山では、シングルバーナーは必需品だよね。

 

【向いてるシーン】:調理用(ソロ~少人数)

【燃料】:基本的にアウトドア缶(OD缶)

 

ガスコンロ・ツーバーナーを使う(ガスを燃やす その2)

普通のガスコンロや、火口が2個あるツーバーナーは、ガッツリ調理したい場合や大人数の調理向きです。ゴトクも付いていて鍋なども置けるので、基本的に普通の台所と同じような感じで使えます。

極限まで絞ったものがシングルバーナー、調理のしやすさに重点を置いたのがツーバーナーということ。

 

便利なんだけどソロキャンでは過剰設備かな。大人数のアウトドアや料理にこだわりのある人向き。

 

【向いてるシーン】:調理用(大人数)

【燃料】:カセットボンベ缶(CB缶)、アウトドア缶(OD缶)、ホワイトガソリンなど

 

個人的には「ソロならシングルバーナー」「大人数のバーベキューなら炭火」がオススメかな。

シングルバーナーは災害などの非常時の熱源としても使えるし、安いので1個買っておくと良いです。

 

↓こんな感じで非常に小さいんです。これは災害時用に置いてるもので、アウトドアでは使ってないものだけど。私がアウトドアで使ってるのは、次項で紹介します。

商品画像

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おすすめシングルバーナー3選。絶対に風に強いものを選ぶべき。

 

最後に「これを選んでおけば問題ない!」っていう、オススメのシングルバーナーをご紹介します。

基本的に「風に強いバーナー」ばかりです。シングルバーナーは絶対に風に強いものを選ぶべき。アウトドアをする野外って、想像以上に風が強いシーンが多いんです。風に弱い熱源だと滅茶苦茶ストレスになります。

 

①JETBOIL(ジェットボイル)

 

いつものキャンプにJETBOIL(ジェットボイル)を持って行くようになって、その場で湯沸しが簡単に行えるようになり大変便利になりました。

ジェットボイルとは、バーナーとクッカーが一体型になったアウトドア用調理器具です。大型のもの、小型のもの等様々なシリーズが発売されていますが、私は最もスタンダードなモデルを使用しています。約2分でお湯を沸騰させることができるので、お湯が必要な調理や暖かい飲み物を飲むときに重宝しています。

何と言っても軽量・コンパクトであることが最大の魅力です。クッカーの中にバーナーやガスカートリッジ等が全て綺麗に収納できるので、かさばらず荷物になりません。もちろんバーナーで調理もできるので、様々な器具を持っていかなくても、このジェットボイルと小さめのフライパンを持っていくことで、アウトドアの中で様々な種類の食事を楽しむことができるようになりました。

デザインもおしゃれで可愛いのでテンションも上がります。

 

通常のバーナーではなくジェットボイルをオススメする理由まとめ

理由1つ目:風に強いことです。以前はバーナを使っていましたが、ジェットボイルに切り替えて正解でした。キャンプでも高原などに行けば強風に出くわす可能性があります。そのような特にジェットボイルあれば、風をきにすることなくしようすることができます。

理由2つ目:お湯をわかすのが早いです。熱伝導率を高める構造になっていので、すぐにお湯を沸かせます。カップ麺など、お湯が必要なときに重宝します。また、お湯しかわかせないのではなく、料理にも使えます。私はいつも小型のスキレットを持参しています。ジェットボイルとスキレットがあれば大抵の料理はできます。

理由3つ目:コンパクトで持ち運びに便利ということです。収納時は500mlのペットボトルよりも小型になります。その中にガスや五徳など一式入ります。なるべく荷物を小さくまとめたいという人にもおすすめできる商品です。

 

 

②SOTO ウインドマスター

 

当時ゆるキャン△で使用していたというのもあって購入をしました。

購入時にネットやお店で色々確認したのですが、なによりも火力が違います。そして、ウインドマスターというだけあって、ちょっとした風が吹いているようなところでもにも火力は変わらないです。

実際に屋外で風のある日に試してみましたが、屋内で試した時と同じくらいの時間でお湯が沸かせました。

ただし、風に強いとか火力が強いというメリットの一方、ちょっとした調理ならいいのですが、目玉焼きを作るとか、フライパンで少し手の込んだ調理をするのには向いていないかもしれません。

その理由は、火力が一点集中的な感じで、火が出ている部分の中心を狙っているためです。

その為、簡単な調理には向いていますが、本格的な調理をしようと考えている人には向いていないと思います。

お湯を沸かすとか、簡単な調理メインに使う分には、とても秀逸な逸品だと思います。"

 

 

③スノーピーク snow peak HOME&CAMPバーナー

 

私が紹介したいキャンプ用品は、スノーピークから発売しているHOME&CAMPバーナーです。

キャンプへの簡単な火起こしにバーナーを利用される方が多いと思いますが、このスノーピークのバーナーは非常に軽く持ち運びが便利です。

小さな鍋であれば固定して利用できるので、コーヒーのお湯を沸かしたり、簡単なスープを作ったりと細かい料理を作るときに利用ができます。

材質はステンレス製であり、汚れに強くさびにも強いです。何度か利用をしていますが今のところ目立った汚れは有りません。

丁寧に扱ってあげれば、長持ちするでしょう。

ガスについては、連続で燃焼する時間は約100分ほどとなっております。

料理によっては、煮込み料理などは向いていませんが、簡単な火を使う料理であれば対応できるはずです。

アウトドア用だけではなく、非常用の商品としても活用ができ、小さく折り畳むことができるので、非常用バックに詰めておいていざと言う時に利用ができます

 

 

シングルバーナーは風に強いものがオススメ。